コスチュームジュエリーの歴史 & ジュエリーブランドサイン集 A~Z、数字
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<R>コスチュームジュエリーブランド&ジュエリーサイン集
Ralph Lauren(ラルフローレン) 1967年~

ラルフローレンは創業者の名前「ラルフ・ルーベン・リフシッツ」が由来になったファッションブランドです。
1967年にブランド名「ポロラルフローレン」として誕生したアメリカントラディショナルの代表的ブランドです。
常に最高品質の製品と最高レベルのサービスを提供するというクラフツマンシップの伝統を守っています。
サイン:ブロック体でRL
Regency(リージェンシー) 1950年~70年
語り継がれる個性豊かなデザイナーです。
1950年~70年代にかけて、ニューヨークのポロウィッツファミリーにより制作されました。
代表的なモチーフは蝶で様々な色や素材、デザインでブローチなどが作られております。
そのエレガントなデザインには最高品質の素材が使われ、フロレンザなどでも見られる、変わった色や形
の珍しいラインストーン使いが特徴的です。
またビーズやバロックパールを使ったシリーズも残されております。
サイン:楕円のプレートのスペースをめいいっぱいに使ってデザインした【REGENCY】が通常ですが、
ブロック体で2行に分けて【REGENCY JEWELS©】もございます。
REJA 1939年~1953年
1939年~1941年頃は【DEJA】のサインになります。
当時ほとんどのジュエリーメーカーのように、このREJAも戦争の年を経験しています。
ラインストーンをセットしたスターリングシルバージュエリーも手掛けています。
REJAが作るジュエリーは古典的でレトロなジュエリーデザインです。
サイン:1939年~1941年頃は【DEJA】、【REJA】【REJA・STERING】
Renoir/Matisse(ルノアール/マティース) 1946年(マティース52年)~64年
ルノアールは、ジュエリー・フェールズが1946年にロサンゼルスで創立した、コッパー(銅)ジュエ
リーブランドです。
その後52年、彼は別ブランド、マティースを立ち上げます。
ルノアールがコッパーを専門に扱ったのに対して、マティースでは、コッパーをエナメルで彩ったカラ
フルなジュエリーを製作しました。
マティースには自然主義的なモチーフが多く、様々な種類の葉や、画家のパレットなどが有名です。
ともに64年に製作を終えています。
サイン:筆記体で【Renoir】【Renoir © 】【Matisse】【Matisse ©】の他、ブロック体で
【MATISSE© RENOIR】 もございます。
【SAUTEUR STERLING©RENOIR】【Sauteur STERLING©RENOIR】は1958年~62年と推定さ
れます。
【White Copper By Renoir】の白いメタルも58年です。
RICHELIEU(リシュリュー)

RICHELIEUは、パールを使ったジュエリーを多く手掛けています。
1978年にRichelieuとLISNER(リスナー)が合併して、社名が(D. Lisner & Company/ Lisner Richelieu Co.) リスナー・リシュリュー・コーポレーションになりました。
サイン:ブロック体で【LISNER】
Robert Mandle /MANDLE

【歴史と系譜:名門で培われた確かな審美眼】
MANDLE(マンドル)および Robert Mandle は、アメリカ・ニューヨークのコスチュームジュエリー黄金期を語る上で欠かせない、卓越した技巧を誇るブランドです。
その起源は、1938年にドイツ移民の Urie Mandle(ユーリー・マンドル) が設立した「Urie Mandle Company」に遡ります。ユーリーは独立以前、当時のジュエリー界の巨塔であった E. Cohn & Company(後のCoro) や Lisner(リスナー) において、製造・販売・デザインの核心を担うポジションで研鑽を積みました。
名だたる主要メーカーで培われた彼の経験は、単なる装飾美に留まらず、ジュエリーとしての「安定した品質」や「ウェアラブル(身に着けやすさ)」を追求した構造設計へと反映され、ブランドの強固な礎となりました。
【Robert Mandle 期の確立とデザイン哲学】
1950年代には息子の Robert Mandle(ロバート・マンドル) が事業へ参画し、1956年に「Robert Mandle, Inc.」として新たなスタートを切ります。
ロバートが主導した時期の作品は、父から受け継いだ堅実な技術に、彼独自の「洗練された遊び心」が融合したことで知られています。
アイコニックなモチーフ: プードルやシープドッグなどの動物、鳥、昆虫、そして優美なフローラルデザイン。
テクスチャーの魔術: 金属でありながら柔らかな毛並みや植物の質感を再現する、緻密な表面加工(テクスチャー)技術。
ユーモアと気品: 擬人化されたような愛らしい表情を持たせつつも、決して子供っぽくならない、大人のためのウィットに富んだ意匠。
【ブランドの特徴と価値】
Robert Mandle のジュエリーは、過度な装飾に頼ることなく、計算し尽くされたサイズ感とバランスの良さが最大の特徴です。日常の装いに自然に馴染みながらも、確かな存在感を放つそのスタイルは、現代のヴィンテージコレクターの間でも「タイムレスなエレガンス」として非常に高く評価されています。
1990年代にその歴史を閉じるまで、ニューヨークの高級デパートなどで展開された作品群は、今なお「古き良きアメリカの知性」を感じさせるコレクターズアイテムとして愛され続けています。
サイン:「MANDLE」初期〜中期(Urie 主導期中心)、「Robert Mandle」Robert 期作品 「© Robert Mandle」→ 1955年以降の著作権表示付き→ 主に1950年代後半〜1990年代初頭、「© Robert Mandle」の刻印に小さな王冠(クラウン)モチーフが併記される個体→ 1960年代~1970年代 1970年代以降: 刻印は再びシンプルな「© Robert Mandle」の文字のみ、あるいはタグ形式へと移行していく傾向があります。
Robe’rt Originals(ロバート・オリジナルズ) 1942年~1979年

レヴィ、ジャフィ、ライズマンらによって、ファッションクラフト・ジュエリーカンパニーとして
1942年にニューヨークで生まれました。
1960年代にロバート・オリジナルと名前を変えました。
作品の多くは、花や木など自然をモチーフにしたものが多いです。
1952年にアカデミー賞にノミネートされた、マーロン・ブランド主演の映画「革命児のサパタ」に作品
を提供しています
サイン:ロバートは当初ファッションクラフトジュエリー者のブランドだったため、ブロック体で
【FASHIONCRAFT ROBERT】と刻印されておりました。
1960年にロバート・オリジナルズと社名変更されたため【original BY Robe’-rt】となりまし
た。
ブランド名の【e’】に必ずアクサンが付きます。
イヤリングに多いのが【Robe’-rt】だけのサインです。
Rosary(ロザリオ)

ロザリオは、小さなものは数珠10個に十字架だけというシンプルなものや、大きなものはキリストの
像や不思議のメダイ がついているものまであります。
ロザリオの数珠は、お祈りの回数を確認するためでもあり、本来は手に持ってお祈りに使うものなの
で、ネックレスのような留め具は付いておりません。
R. Tennesmed 1950年~1999年
R. Tennesmedは、スウェーデンのジュエリーメーカーで、特にピューターを使った製品で知られ独特の光沢と質感を持っています。
一部にはシルバーや他の金属を組み合わせたものもあります。
このブランドは、20世紀の中盤から後半にかけて活動していました。
デザインはスカンジナビアの自然や伝統文化からインスピレーションを得たデザインが多く、花や動物、幾何学模様などがよく使われます。シンプルでありながら、どこか温かみのあるデザインが魅力です。
特徴は北欧のシンプルでエレガントなデザインです。
サイン:ブロック体でR. Tennesmed