ジュエリー用語/技法集あ~わ
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【う】ジュエリー用語/技法集 一覧
ヴィクトリアン(Victorian) 1837年~1901年
1837年~1901年までのヴィクトリア女王時代の英国の様式で、この時期に流行っていた華やかで優雅な
色と形ラインなどをヴィクトリアン調ともいいます。
ドレスも、豪華な刺繍やレースがあしらわれていたりロマンティックな服装が特徴でした。
またヴィクトリアン調の装飾は多様です。
古代ギリシャ風や、ゴシック、バロックだったり、様々な様式を取り入れているので、ヴィクトリアン調
の家具とロココ調も似ています。
その後、落ち着きや堅実さを好むイギリスの国民性から、シックな色合い、上品なデザインへと変わって
いきました。
市民のお家用につくられた家具は、宮廷家具に見られない実用性があります。
それもヴィクトリアン調家具の大きな魅力になっています。
例えばドロリーテーブル(伸縮性のダイニングテーブル)やライティングビューロー(書き机と戸棚が組
み合わさった家具で、机部分が開閉するもの)など実用的なものが多いので、現代でも使いやすく人気
が
あります。
ヴィネグレット(Vinegrette)
中に酢酸系(ヴィネガー)の香りの強いものを入れて携帯できるようにした容器の事を言います。
昔の貴婦人はドレスのコルセットを強く締めていたため、気を失いかけた時に気付け薬として携帯していました。
その為ヴィネグレットは女性用が殆どですが、介抱する男性用も有りました。
形はボックス型や、チェーンで繋がれた壺型、指輪やペンダントなどもございます。
お好きな香水を布に付けて中に入れ、香りを楽しむポマンダーのように使ってもいいですね。
ヴェネチアンガラス(Venezia glass)
ヴェネチアンガラスの歴史は古く、産地ムラーノ島は15世紀、16世紀にはヨーロッパのガラスの中心地になりました。
ムラーノ島は、イタリアのヴェネチアにある島です。
ヴィンテージ・コスチュームジュエリー盛んだった時のヴェネチアのガラスビーズ作りはランプワークでした。
ランプワークは、ランプやバーナーの炎でガラス棒を溶かして巻き付ける方法で、ヴェネチアではルーメと呼ばれています。
カラフルな色使いで装飾性に富んだものが多く、主にセンターストーンに使われていました。
ウォーターメロントルマリン(Watermelon Tourmaline)
見る角度によってグリーンにも赤にも見えるガラスになります。
宝石のようなくっきりとした境目のあるバイカラーとは異なる見え方です。
埋め込み留め
ジュエリーの石の留め方の種類になります。
埋め込みは貴石象眼とも言います。
サンゴ等有機素材やオニキス、ラピスズリ等の不透明な半貴石を使ったジュエリーに、面として埋め込
んで留めます。
裏留め
ジュエリーの石の留め方の種類になります。
通常は、石は表側で留めますが、裏側に爪をつけて石を留めます。
フレームの付いたジュエリーや、カメオペンダントなど使われることが多いです。