ジュエリー用語/技法集あ~わ
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【と】ジュエリー用語/技法集 一覧
ドイツGERMANY刻印について
『GERMANY』と刻印が入っているものは、第二次世界大戦で2つに分断される1949年以前に作られています。
GERMANYの刻印があるジュエリーは、ドイツで作られていますが、場所はほぼ旧西ドイツで作られた製品です。
GERMANYの他にWEST GERMANY、 WESTERN GERMANY, W.GERMANYなど刻印も様々あります。
この刻印がある製品は分断した後に作られた製品ということが分かります。
銅(Copper)
銅は、コッパーともいいます。古くから使われる金属です。
銅は他の金属に混ぜえることで、赤みがかった色合いを出すことができます。
「コッパー」でも紹介しています。
動物(Animal)モチーフ
実在する動物をモチーフにしながらも、デフォルメされたボディラインにラインストーンを散りばめ幻想的です。
ホーリークラフトラインストーンをいくつもセットした亀や、ボディーに透明のガラスや樹脂を使った
トリファリの「ジェリーベリー」、コロのエナメルの動物など様々なコスチュームジュエリーブランド
が動物モチーフのジュエリーを手掛けています。
動物のジュエリーは、躍動感あるしぐさと楽しげな表情が上手くデザインされていて、同じ犬種でも
それぞれ個性があります。
ドックネックレス
犬の首輪のように、首にぴったり巻く幅広のネックレスです。
「ドック・カラー」と言うこともあります。
ドレスクリップ(Dress clip)
ドレスクリップは第一次世界大戦後、社会へ女性進出する時期とも重なり人気となりました。
1920年代からドレスクリップは注目を集め1930年代から人気となりました。
フランスの高級時計・ジュエリーブランドのデザイナーでもあるルイ・カルティエが、1927年に
ドレスクリップの特許を取得しました。
1936年にはCoro(コロ)がダブルクリップと呼ばれる独自のクリップピンを発表します。
2つのドレスクリップを組み合わせて1つにするとブローチにもなるダブルクリップ(ツインクリップ)
を思いつき特許を取得しています。
Coro(コロ)を含めTrifari(トリファリ) 、Miriam Haskell(ミリアム・ハスケル) 、
Eisenberg(アイゼンバーグ) 、Mazer/Jomaz(メイザー/ジョマーズ)、
Marcel Boucher(マルセル・ブーシェ)、Hattie Carnegie(ハッティ・カーネギー)など多数の
ジュエリー会社が独自にドレスクリップを発表しましたが、ブランドマークがついていないものもあります。
ドレスクリップは1930年頃から1940年代初頭の間に作られています。
ドレスクリップは毛皮やストールに付けたり、アクセサリーとしてドレスのネックライン(首回り)に
付けたりしました。
ダブルクリップはドレスのネックライン左右に付けたり、どこでも簡単に留めることのできるドレスクリップは、
とても人気でした。
トレンブラン(Tremblant)
トレンブランは身に着けると動きに応じてパーツが揺れるジュエリーです。
裏側にバネが仕掛けられ、震えるジュエリーです。
花のモチーフによく見られます。フランス語の「震える」という意味から名付けられました。