ジュエリー用語/技法集あ~わ
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【え】ジュエリー用語/技法集 一覧
英国王室御用達
英国王室御用達とは、御用達許可書(ロイヤルワラント:Royal Warrant)を発行された製品のことを指
します。
認定を受ける為には、英国王室に製品を3年間納品した実績をもち品質が認められる必要があります。
認定されるとその製品に英国王室御用達を表す紋章を付けることができます。
現在、御用達許可書を発行できるのは、女王エリザベス2世、王配エディンバラ公、チャールズ皇太子の
3人です。
紋章は、英国王室御用達に認定した人の紋章となっており、製品によって複数の紋章が付られます。
しかし、企業の合併や倒産の事情もあり毎年20~40のブランドが入れ替わっています。
御用達許可書(ロイヤルワラントをハイブランドとして位置づける為、商品審査も現在5年に1度、設けら
れています。
認証マークは4種類あります。
エタニティーリング(Eternity ring)
エタニティーリング(Eternity ring)は永遠の愛と感謝の気持ちを表すものとして、結婚記念日や
出産記念に夫から妻へ贈るリングです。
エタニティーリングは途切れることなく、メレ・ダイヤモンドが一周したデザインを「フルエタニ
ティ」といいます。
半周メレ・ダイヤモンドをいれた「ハーフ・エタニティー(Half eternity ring)」もあります。
エッセンス・ド・オリエント(Essence d orient)
フェイクパールを作る時に用いられたコーティングの材料です。
ニシンやイワシ、太刀魚などの魚の鱗をを乾燥して粉にしたもの。
液状にしてガラスやプラスチック、貝パールに数度にわたって塗布(とふ)します。
エナメル細工(Enamel)
エナメル細工は、色彩を使ってジュエリーに特有の魅力を与えることのできる歴史ある独特な方法で、
エナメル彩色ともいいます。
ジュエリーに使われているエナメルは、永遠に色あせない塗料として使われていました。
ジュエリーに使われている金や銀に色を付けていきます。
ジュエリーは小さく、色を付ける面もフラットでない場合もあり、とても小さな面積も多く塗料では剥
がれやすいので、エナメル技法が使われています。
エナメル(七宝焼き)は、金、銀、銅、などの金属の表面に釉薬(ガラス質、鉱物質などをペースト状に
したもの)を乗せて摂氏800度前後の高温で焼成し、融着されたガラス質のことです。
エナメル細工の技法は、7種類あります。
ロンドボス⇒平面。半球、打ち出しが施された立体的金属面にエナメルを直接施します。
シャンルベ(象眼七宝)⇒シャンルベはフランス語で高さをそろえた面と言う意味です。
金属のくぼみにエナメルを施し、金属と同じ高さに揃えて仕上げます。
クロワゾネ(有線七宝)⇒クロワゾネはフランス語で仕切りの意味です。仕切り線で絵柄を構成し、
エナメルを施します。仕切り線を入れるので、様々な色を入れることができます。
プリカジュール(省胎七宝)⇒エナメルの背面に金属の素地(胎)を使わない技法です。
デザインは通常透かし彫りか、クロワゾネ用の仕切り線でデザインします。
バスタイユ(彫金七宝)⇒フランス語で浅浮き彫りの意味です。金属の表面に浅浮き彫りで装飾して
透明エナメルを施すことに由来します。彫りの深さでエナメルの濃淡が生まれます。
グリザイユ⇒この技法は黒と白しか使いません。ベースに黒を使いその上に白い層を何層が重ねます。
白いエナメルが段階的に黒と混ざり合い濃淡が生まれます。
金箔、銀箔⇒素地に箔をはってその上から透明や乳白色のエナメルを施すと明るい輝きが生まれます。
金箔はエナメル本来の色を際立たせます。銀箔にエナメルを施すと、銀の表面に発生する硫化を避けられます。
エンゲージリング(Engagement ring)
エンゲージリングは婚約の時に、その証として男性から女性に贈られるリングです。